美容室代を0円にする話です。
私は、ソフトモヒカン系の短髪のヘアースタイルです。
歳とともに髪の毛にボリュームとコシがなくなってきたようなので、1月に1回は髪の毛を切らないとヘアースタイルの維持ができない状況です。
ワックスをつけても、トップがぺちゃんとつぶれてくる残念な感じになってしまいます。
少し前までは、「理容室で切られた感満載のおやじヘアースタイル」が嫌で美容室に通ったこともあります。
1回の料金は、シャンプー代を含めて4,000円ぐらいでした。
けっこう痛い出費です。
そのため、カットだけで1,500円の美容室で切ってもらいました。1,000円カットの美容室版みたいな店です。
クオリティは問題ないのですが、そうした安い店は得てして混む傾向があります。1,2時間待ちなんてざらでした。
待つことが嫌いな私は、再びスタッフが多く分業制の理容室に行きます。カット、シャンプー、顔剃り込みで2,000円ほどです。
なかなかリーズナブルですが、店員の力量によって仕上がりがマチマチです。
「こう切って欲しい」と同じことを伝えても、解釈は人それぞれです。
「うわっ、切りすぎなんだよな」とか「もう少しメリハリ付けて切って欲しかった」なんてこともありました。
今は、0円カットに落ち着きました。
あっ、それなら知っている、カットモデルでしょ?
と思われたかもしれません。
それではないです。
都会ならまだしも、私の住んでいる田舎には、そうしたシステムが存在するのか怪しいものです。
セルフカットです。
奥さんに切ってもらうのではなくて、自分で切ります。
「えっ、自分で切れるの?」と思われたことでしょう。
バリカンではなくて、自分で切れますよ。
初期投資はダイソーで買ったスキばさみ代の100円だけです。
美容室では、短髪でもバリカンを使わずにハサミで切ってもらった経験を活かしました。
その時の切り方を覚えていましたので、それを再現するように切ってみたら案外自分でも切れるものです。
唯一後ろの髪の毛だけは少々切るのが難しいのですが、手鏡を使って感覚で切ることにしています。
ここ数か月は、毎月セルフカットをしていますが、今のところ誰からも「その髪型やばいでしょ?」というクレームは届いていません。
先日、職場の女性に「髪の毛を切りました?」と聞かれ、「ええ、自分で切っちゃいました」と言ったら、「自分で切ったように見えません」と驚かれました。
好きな時に、好きな長さに調節して切れるセルカットは我ながらお気に入りの節約術です。
たかだか1,000円、されど1,000円です。
1,000円あれば、コンビニの美味しいコーヒーが10杯飲めます。