こんにちは、ドケチ父さんです。
ドケチ父さんが平社員であった時に聞いていた噂にひとつに「管理職になると残業代が付かなくなるから損だ」という話がありました。
話す人がみな都市伝説のように言うのです。
確かに一部のブラック企業ではそういう話はあるようです。
仕事の責任は増えるが残業代は出ないため、管理者になると収入が減ってしまうという話です。
労働基準法で、管理監督者は労働時間を延長した時の残業代を支払う対象から外れます。そうしたブラック企業は、残業代分だけ収入が減る仕組みなのでしょう。
ドケチ父さんは現在管理者ですが、私の個人的な見解を書きたいと思います。
ドケチ父さんに実際に起こったことは、管理職になって残業代がつかなくなったけど、給料は上がったです。
残業代はつかなくなったけど給料が増えた理由は2つあります。
役職手当と基本給のアップです。
役職手当は、管理職という職責に応じて毎月もらうことができる手当です。
平社員でもほとんど残業しないタイプの人もいますし、長時間残業するタイプもいます。
計算してみると、役職手当だけでも長時間残業する人と同じくらいの額が支払われていました。
そして、基本給が管理職に昇格したことにより大幅にアップしていました。平社員が36協定ギリギリの残業をしても管理職の給料には届かないことがわかりました。
さらに賞与についても基本給をベースに決定されるため平社員の時よりも大幅にもらえる金額が増えました。
業績に応じて賞与の金額は増減しますが、平社員で一番業績を上げて高い賞与をもらったとしても、管理職の平凡な業績の賞与の方が金額が高かったのです。
ドケチ父さんの中で都市伝説はうそだということがわかりました。
もう一つ「管理職になると仕事が大変になるならない方がいい」という話がありました。
管理職になっていない先輩社員がよく口にしていたことです。
ドケチ父さんが管理職になって思ったことは、仕事はいつでも大変だということです。
新入社員は新入社員の大変さがある、係長は係長の大変さがある。
管理職は管理職の大変さがあります。
管理職は、さらに上司の管理職からオーダーが来て、部下からの厳しい意見も来る。
板挟みはよく経験します。
それが管理職の大変さなのだと思います。
若い方が管理職に魅力を感じない時代になってきたという話をよく聞きます。
仕事のやりがいと収入の面を考えた場合、管理職になるのも悪くないと思います。