こんばんは、ドケチ父さんです。
私は、3年ほど前から株式投資をやっています。
株の投資というとギャンブルのようなイメージを持たれる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
長年勤めた会社を退職したあとに、退職金のほとんどを株に費やし、相場の大暴落にあって資産を半分にしてしまうというような話も聞いたことがあります。
株の投資と一言でいっても様々な手法が存在するようです。
「デイトレード」と言って、毎日売買をして利益を上げる方法。「信用取引」という自分の持っている資産の何倍も取引をして大きな利益を得る方法もあります。
自分の考えが見事にはまって、大きな利益を得られれば言うことなしですが、もし予想と逆の動きをした場合は、損失も大きくなります。
どういう投資のスタイルを持つかは、実はその人の持つ性格が影響しているように思えます。
ドケチ父さんの性格は、極端なビビりです。(笑い)
自分の買った株が大きく値下がりするとすぐに売却したくなります。損切というものです。
過去にネット証券の画面を見ていて、急降下する株価に耐え切れず投げ売りした経験があります。泣く泣く買値の半分ほどで売ってしまいました。
株で儲ける方法の一つが、「キャピタルゲイン」というものがあります。いわゆる売却益です。
10万円で買った株が11万円に値上がりすると、1万円の儲けが出ます。
株は、安く買って値上がりしたら売うれば儲けが出る。
だから、本来買値よりも値上がりしたら売りたくなるのが普通です。
小学生の子供でもわかることですが、それが買値よりも下がると売りたくなるというのは一見矛盾した状況です。
でも、実際に自分のお金で投資しているとわかる人もいるでしょう。
買値よりも下がる、つまり損をしても売りたくなることがあります。
それは、損をしてもいいからそれ以上のお金を失いたくない心理が働くからだと思っています。
麻雀のようなギャンブルで負けが続いた時に、自分で負けを確定しそれ以上は損をしたくないという心理と似た状況です。お金が減り続ける恐怖で冷静な判断ができない状態です。
私が株の取引きを始めたばかりの頃は、色々な本を買って試してみました。
内容としては、「極端に値上がりした株が反動で大きく値下がりした時をねらって買う」というものや「いわゆる仕手株という極端に株価が低い株を買い、値上がりするまで待つ」というものなどいかがわしい内容のものもあり、どれもうまくいきませんでした。
数年間で1億を稼いだという話をうのみにし、早くお金持ちになりたくてあせりました。相場が下落している途中で大きく買い増しをして、その後さらに相場が下落し慌てて持ち株、すべてを売却したこともあります。
それに、日中は本業をやっている私が目まぐるしく変動する相場で利益を上げることは不可能であることに気づきました。
デビューから痛い目にあったのです。
そこで、ドケチ父さんは自分なりに投資方法にいくつかルールを決めました。
●ドケチ父さんが株式の投資をする時に守る7つのルール●
1.東証1部上場企業などの誰でも知っている会社の株を買う。
2.継続的に配当金や株主優待を行っている優良企業の株を買う。
3.1社に集中投資はしない。買う会社は複数社に分散させる。基本1社の持ち株は、最低単位のみ(=100株などの最低単元)投資する。
4.相場が上昇している時は買わない。相場が悲観的になっている時に買う。
5.日々の株価に一喜一憂しない。値下がりしても損切しない。
6.キャピタルゲイン(=値上がりした時の売却益)は偶然のものと考え、インカムゲイン(=配当金や株主優待)を目的とした投資をする。
7.生活費に響くような大きな金額の投資はしない。失っても良いと思う金額だけ投資する。
この7つのことをルール化して株の投資をするようになってから、株価の暴落で夜も眠れなくなることや本業に集中できないということがなくなりました。
これから株式投資を始める方は、とくに7番目の「生活費に響くような大きな金額の投資はしない」ということを心がけていただきたいと思います。株は、通常1単元(=100株が多い)からしか買えませんが、ネット証券では単元未満株と言って1株から買うことも可能です。
株で儲けるもう一つの方法が、会社から配当金や株主優待をもらうことです。専門用語では、「インカムゲイン」と呼ばれています。
配当金は、会社が利益を上げ、利益の一部を株主へ還元するというものです。
企業によっては、配当金を多く出したり毎年配当金の額を増やす場合もあります。
株主優待も企業によって、カタログギフト、商品券、割引券、食べ物、クオカード、日用雑貨、食事券など様々あります。
自分が投資した会社から年に1回か2回株主優待が送られてきたり、配当金が振り込まるととてもうれしいものです。
ドケチ父さんも3年間で様々会社から株主優待をいただき、生活も心も豊かになることを実感しました。
私は今後もびくびくしながらではなくて、楽しみながら株式投資をやっていきたいと考えています。