ドケチ父さんの「楽しんで0円生活」

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すかいらーくの優待改悪に思う。過去の優待投資の大失敗との共通点とは?

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こんにちは、ドケチ父さんです。

すかいらーく株主優待の改悪を発表しました。

ドケチ父さんも好きな銘柄の一つでしたので、ショックは大きかったです。

 

ガスト、バーミヤン、ジョナサン、夢庵しゃぶ葉等全国で使える店が多く

人気の優待ですので、個人投資家のショックは大きいかと思います。

Twitterでは昨夜から戦々恐々としていました。

 

すかいらーく株は、優待人気のおかげで株価が維持されてきましたので、

優待改悪で昨日の終値1,684円から本日の終値1,521円と約10%暴落しました。

 

今回は、すかいらーくの優待改悪とドケチ父さんが過去に

優待投資でやってしまった大失敗について書きたいと思います。

 

 

※今回の記事は3000字超の長めの記事です。

すかいらーく優待改悪の内容

すからーくの優待内容の改悪です。

 

【変更前】

100株以上→6月末3,000円 12月末3,000円

300株以上→6月末9,000円 12月末11,000円

500株以上→6月末15,000円 12月末18,000円

1000株以上→6月末36,000円 12月末36,000円

 

【変更後 2020年12月権利取りから】

100株以上→6月末2,000円 12月末2,000円

300株以上→6月末5,000円 12月末5,000円

500株以上→6月末8,000円 12月末8,000円

1000株以上→6月末17,000円 12月末17,000円

 

すかいらーくの優待の特徴は、優待改悪前は300株保有が利回りが良かった点です。

通常の株主優待は100株保有が利回りが一番良いのですが、珍しいパターンでした。

そのため、一部の個人投資家は複数単元保有していたかと思います。

家族で複数単元保有していた方もいたのではないでしょうか。

 

今回の優待改悪で300株以上のホルダーは、もらえる優待が半分になってしまったイメージです。

コロナの影響で業績の悪化は仕方ないのですが、ちょっとひどい内容ですね。

優待廃止や割引券のような改悪でなくて良かったのかもしれませんが。

 

 

過去の優待投資の大失敗

ドケチ父さんは、過去に優待投資で大失敗した経験があります。

2018年のことです。

 

当時ドケチ父さんは、ライザップとその子会社の株を買っていました。

株の保有数が100株、200株と増えても優待の利回りが変わらないものでした。

当時は優待が年2回もらえ、ライザップや複数の子会社の商品をカタログギフトで

選べるというのが魅力的に思えたのです。

ドケチ父さんは、優待の利回りに注目して投資してしまったのです。

 

株価が下落するたびに優待の利回りが上がるため、ナンピン買いを繰りかえしました。

 

しかも、ライザップと複数の子会社分です。

ドケチ父さんだけの購入ならばまだ被害は少なかったのですが、

家族4人分を同じことをしました。

 

すかいらーくとライザップが同じとはいえませんが、

100株よりも300株保有の方が利回りが高くなるとなると、

優待をもっと欲しいので株価が下落した際はナンピン買いをしたくなりそうです。

しかも、500株、1000株とゴールが設定されていますし。

個人投資家へ複数単元の保有を促すような仕組みがありました。

 

個人投資家の皆さん、どうぞすかいらーくの株を安心してたくさん買って下さい。

ぜひご家族と食べにきてください」と言っているように思えたのです。

 

この仕組みがあるからこそ、ドケチ父さんはすかいらーくが優待を改悪しにくい

考えていました。

だって個人投資家から総スカンをくらいますからね。

 

その後、ライザップと子会社の業績悪化が起こり、株価は大暴落しました。

2018年12月には世界的な株価の暴落が起こります。

ドケチ父さんはたまらずに家族全員分の損切をしました。

 

当時ライザップはメディアでもよく取り上げられていました。

ドケチ父さんが投資する直前も社長がテレビ出演し、ライザップと子会社の業績は絶好調のように語っていたのです。

 

社長はテレビに出ていた時には業績の悪化を知っていたはずです。

業績が悪化しながらも株価分割し優待拡充を行います。

「もっともっと保有株数を増やしましょう」そんな雰囲気でした。

 

そんなことがあってからは、ドケチ父さんのライザップと子会社への信用はゼロとなり、損切後は2度と投資していません。

風の便りで、優待の内容が実質改悪されているという話を聞きました。

カタログに掲載されている商品が、前回よりも多くのポイントを使わないと交換できないという話です。

選びたい商品も少なくなったとか。

 

健康食品や化粧品関係など原価が低いにもかかわらず。

やり方がせこいですね。(笑)

 

今後のすかいらーくへの新規投資はどうでしょうか?

辛口のコメントを言いますが、もし無配継続と100株で年間4,000円分の

食事券ではあまり投資の妙味がありません。

 

今後のすかいらーくの株価の動向が市場の答えですね。

 

失敗の原因は?

すかいらーくは、2016年から毎年純利益が減っています。

2019年は年間配当が前年比で5割減配しています。

そして、今期はコロナの影響で最終赤字の予想ですね。

 

ドケチ父さんが失敗した過去の例も業績が悪化していた会社への投資でした。

まあ、ライザップのやり方は赤字体質の会社をどんどん買収して負ののれん益というもので見せかけの利益を上げていたのです。

会社を見る目がなかったのです。

 

業績が悪化している企業への投資は難しいということです。

 

そしてもう一つが集中投資です。

現時点では、今後すかいらーくの業績がV字回復する可能性があるので、

失敗とは言い切れません。復配、増配もあり得ます。

 

ただ、100株だけの投資と複数単元への投資では被弾する規模が大きく異なります。

 

ドケチ父さんも過去の苦い経験から

基本的に1企業100株の投資までとしています。

購入した銘柄が下落しても安易にナンピン買いをすることはありません。

まして100株で優待がもらえる株はなおさらです。

 

ライザップと子会社への投資は、今考えると最悪のポートフォリオでしたね。(笑)

業種はバラバラでしたが、同じ系列の企業ですから株価がほぼ連動していました。

上がればいいのですが、下がった時は証券会社の画面が全部真っ赤に染まりましたから。

 

例外としてヤマダ電機オリックスなど家族で応援している企業は

家族で1単元(100株)ずつ保有しています。

ヤマダ電機の優待にはかなりお世話になりました。

優待が継続する限り、永久保有恩返しです。

 

今怖いのがオリックスの優待廃止や優待改悪です。

でも、オリックスは配当金だけでも魅力的ですので良しとします。

優待が改悪されるのは覚悟の上です。!(^^)!

 

 

まとめ

すかいらーく株主優待が改悪されました。

 

業績が悪化した株への投資は慎重に行いたいものです。

まして集中投資は大火傷を負う可能性が高いので要注意です。

 

記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。

感謝~(>_<)

 

※投資はくれぐれも自己責任でお願いします。

 

 

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